九谷焼の名工、北出不二雄の作品です。 鮮やかな色絵更紗の文様に可愛らしい鳥が描かれています。約30年から40年ほど前に祖父が百貨店の美術画廊で購入した品と聞いております。現在では飾る機会も減りましたので大切に使っていただける方にお譲りできれば嬉しく思います。 擦れなどありますが大きな傷みはみられません。 箱は経年によりへこみや擦れがでています。 付属している年譜にしわや若干の破れがございます。 写真をよくお確かめの上ご購入ください。 よろしくお願い致します。 高さ約22ｃｍ ◆作家略歴◆ 1914年 兵庫県三田市に生まれる。 1928年 養嗣子として北村塔次郎家に入る。 1950年 金沢美術工芸専門学校陶磁器科卒業。 日展初入選 1955年 石川県現代美術展朝日陶芸展優秀賞受賞。 新工芸展会員特別賞受賞。日展総理大臣賞受賞。 1963年 日本現代工芸美術展に入選、以後連続入選。 1964年 日展、現代工芸展、日本新工芸展、伝統九谷焼工芸展などの審査を歴任。 1983年 天皇陛下、植樹祭に御来県の折「千文字紫地緑彩壺」を献上。 1987年 日展内閣総理大臣賞受賞。 1991年 金沢美術工芸大学学長就任。中日文化賞受賞。 1993年 日本新工芸内閣総理大臣賞受賞。 1998年 石川県立美術館で塔次郎、不二雄展開催。 1999年 石川 加賀アートギャラリーで作陶50周年展を開催。「陶 北出不二雄作品集」出版。 2002年 石川県九谷焼美術館において塔次郎・不二雄・昴太郎展が開かれる。